株式会社名取製作所

  • 製造業|金属製品製造業

加工・サービス区分

  • プレス(抜き・曲げ)

事業内容

名取製作所は、技術開発に挑み独自のソリューションを提供するインテグレーターです。当社は創業75年の金属加工メーカーで、主要製品である自動車のワイパーアーム部品は国内トップシェアを誇ります。当社の技術が発揮できる市場を開拓し、先駆的な取り組みを行うことで、絶えず変化する時代に適応し、お客様のニーズに応え続けてまいりました。これからも技術の向上と革新に挑み続け、社会になくてはならない企業を目指します。

主な製品・加工技術・サービス

世界的な大会で活躍する山本篤選手が実際に使用したスポーツ義足を展示します。当社が製作した義足の板バネと膝関節をつなぐアダプターは、汎用のスポーツ用義足を個々の選手に合わせてカスタマイズすることを可能とし様々なニーズに合わせて調整が出来ます。また、小型ワイヤレスセンサーを内蔵したスポーツ義足初心者用支援装置も展示します。こちらは用途が広範囲でトレーニングからリハビリなど幅広い分野に活用が可能です。

アピールポイント

長年培われた技術とノウハウを持つ当社では、図面が無くても「こんなものを作りたい」といったイメージから製作可能です。金属に関する深い知識があるからこそ、最適な材料と最適な加工方法を組み合わせてご提案致します。
またオープンイノベーションを積極的に活用し、社内で解決が難しい課題は、外部の専門家と協力して取り組む柔軟な体制が整っています。ご相談から提案、設計、製作、アフターフォローまで一貫対応致します。
名取製作所は、日本の義肢ユーザーをサポートしたいという想いがあります。その想いはパラアスリートとの共同開発でさらに強くなりました。日本で使われている義肢のほとんどが海外製で、日本人の体格に必ずしも合ったものではなく、アイテム数も少ないのが現状です。日本の義肢ユーザーに、より快適に使って頂きたいと考え、長さや重さをカスタマイズできるスポーツ用義足部品を製作しています。
名取製作所には3次元形状の美しいラインをプレス成形できる独自の技術があります。
3次元曲げを精密に実現するために一番大事な技術は、絶妙な角度で綺麗にねじったりひねったりする加工技術です。名取製作所は長年培った技術により、お客様のニーズに沿った製品を実現することが可能です。
名取製作所はカーボンニュートラルにも積極的に取り組んでいます。
当社では、再生可能エネルギーである太陽光発電を2019年から導入しています。工場全体の電力使用量の約13%を太陽光発電によって賄うことで、CO2排出量を削減しています。また、IoTやAIを活用した先進技術の活用による業務の効率化による資源の最大活用など、さまざまな側面からカーボンニュートラルに取り組んでいます。
社内のDX化にも積極的に取り組み、都立産業技術研究センターと共同開発した情報基盤システム「MI」の導入により、現場力の向上や良品率の向上が促進されています。
「MI」により現場で働く人々に気付きが生まれ、主体的に課題を発見し解決する力が向上します。
改善スピードの向上により良品率も向上し、お客様から信頼していただける高い品質の製品をご提供致します。
画像測定器、CNC三次元測定機などの最新の検査設備を導入し、お客様に信頼される製品づくりを行っています。また、納品前製品に自社ノウハウの詰まった目視検査を行うことで、高品質な製品精度の保証を行っております。
ISO9001/14001統合版に基づく品質マネジメントシステムを運営し、継続的改善に努めています。

企業情報

  • 会社名:
    株式会社名取製作所
    住 所:
    〒362-0034 埼玉県上尾市愛宕3丁目15番14号
    TEL:
    0480-22-3301
    Email:
    natori-ss@natori-mnf.co.jp
    URL:
    https://www.natori-mnf.co.jp
    資本金:
    20,000千円
    従業員:
    47人